2021年06月02日 17:13更新
宇宙と田んぼはつながっている!
未来の農業について考えてもらおうと、宇宙航空研究開発機構JAXAとオンラインで結んだ社会科の授業が2日、上越教育大学附属中学校で行われました。
この授業は、附属中学校の2年生を対象に行われました。生徒は、1年生の時から地域の農業が抱える担い手不足の課題やスマート農業の必要性について学んできました。
2日は、宇宙航空研究開発機構JAXA宇宙教育センターの河村耕平さんとオンラインでつなぎ、人工衛星と農業の関わりについて話を聞きました。河村さんは、衛星を使って世界中の気象観測データを集めることで、作物の管理や収穫量の予測ができると説明しました。
また、人工衛星の位置情報が、いわゆるスマート農業で使う農機の自動運転に生かされていることを紹介しました。河村さんは「理科の話が最後は社会科に繋がる。いろいろ視点に興味を持って知識を吸収してほしい」と呼びかけました。
生徒は「農業とJAXAの関わりは、授業で習わなかったので新鮮」「理科と社会へのつながりを学んだ。宇宙が好きなので疑問を持って調べたい」と話していました。
附属中学校では今後、衛星データを授業に活用していくということです。
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