2017年06月20日 16:16更新
上越市柿崎区の恒例行事「お引き上げ商工まつり」が20日から始まった。
このまつりは親鸞聖人ゆかりの寺院が、本来真冬に行われていた親鸞聖人の命日の法要「報恩講」を、農作業がひと段落する6月に繰り上げたことから「お引き上げ」と呼ばれている。約300年前から行われている宗教行事で、参拝に訪れる人のために露店が立ち並ぶようになった。現在ではまちの一大行事として親しまれている。
過去の日中の様子
20日午前中は、夕方からのキャラクターショーの開催に合わせて露店の準備が進められていた。
主催の柿崎観光協会によると、去年は約3万7,000人が訪れた。今年は全国各地から120軒ほどの露店が集まり、寺院の境内や目抜き通りに並ぶ。まつりは22日までの3日間で、キャラクターショーや民謡流しなどが行われる予定。
柿崎観光協会の寺田秀幸さんは「長い歴史に培われてきたまつりで、地域の人にとっては田上がりの楽しみの一つ。広く上越地域の皆さんから来てもらいたい」と話していた。
20日 ウルトラマンショー 1回目17:00~/2回目19:00~
21日 宇宙戦隊キュウレンジャー キャラクターショー 1回目16:30~/2回目18:30~
22日 大民謡流し 19:00~
お引き上げ商工まつり
■日にち:6月20日(火)~22日(木)
■会場:上越市柿崎区 住吉町十字路周辺
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