2021年05月05日 18:44更新
SLに乗車できる「直江津D51(デゴイチ)レールパーク」が先月29日、直江津駅の車両基地にオープンしたのを記念して5日、鉄道まつりが開かれ、多くの家族連れや鉄道ファンでにぎわいました。
鉄道まつりではえちごトキめき鉄道をはじめ、長野県のしなの鉄道、千葉県の銚子電鉄、栃木県の真岡(もおか)鉄道など、全国の地方鉄道8社のグッズが販売されました。
車両の形をした文房具にバッジ、さらに鉄道部品として実際に使用された車両の案内板やつり革も。
つり革を買った男の子は「いっぱい握りたい」「家にぶらさげたい」と興味津々でした。また家族連れの男性は「(連休は)家にいたが、きょうはここに来た。子どもが思った以上に喜んだ」と久しぶりの外出を楽しんでいました。
さらに鉄道ファンをうならせたのがSLデゴイチのプレートです。プレートは、57年前の1964年、直江津で役目を終えたものです。価格は会場で最高額の50万円です。鉄道ファンのひとりは「直江津で廃車になったのがいい。(SLの形状)ナメクジ型ですよね」と話していました。
会場ではデゴイチの体験乗車が行なわれ、直江津駅までの片道250メートルを3分かけて走りました。
乗った人は「揺れて楽しかった」「思ったより快適。もう少し乗りたかった」と話していました。
またこの日は元祖鉄道アイドルとして知られる鉄旅タレント、木村裕子さんのミニステージもあり、会場を沸かせました。
入場はコロナ対策のためきょうまで予約制でした。あすからは予約なしで入ることができます。レールパークの営業は来週9日(日)まで毎日行われ、その後は土日・祝日のみになります。
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