2021年04月27日 15:17更新
県立中央病院は27日、県が医事業務を委託している業者の職員が、患者の氏名や検査結果などが書かれた書類を誤って別の患者の保護者に渡し、個人情報が漏えいしたと発表しました。
病院によりますと、誤って交付したのは、氏名、検査結果、治療の経過が記された医療意見書です。
26日正午ごろ、朝に書類を受け取った患者Aの保護者から、受け取った書類の中に別の患者Bの書類が混ざっていたと連絡があり、誤交付が判明しました。その後、23日にすでに書類を渡していた患者Bの保護者に確認したところ、患者Bの書類の中に患者Aの書類が混ざっていたということです。委託業者の職員による氏名の確認不足が原因でした。
県立中央病院では、両患者の保護者に謝罪し、誤って交付した書類を回収しました。今後、同様の事案が発生することがないよう、委託先に指導するということです。
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