2021年04月26日 12:45更新
コメ作りを学んでいる上越市立黒田小学校の5年生が26日、地元の農家からすじまきを教わりました。
黒田小学校では毎年、5年生が1年を通してコメ作りを学んでいます。26日は田んぼ仕事の始まりです。
児童がコメ作り名人と呼ぶ地元農家の坂本俊正さんを招き、35人がすじまきを教わりました。
作業は初めに、苗箱に肥料の入った土をまんべんなく敷き詰めます。その後、種もみを、重ならないよう丁寧にまいていきます。
最後に種もみが見えなくなる程度に土をかぶせたあと、箱をシートで覆いました。5年生は「種が重ならないよう、ソーシャルディスタンスを意識した」「初めての体験ができてよかった」「元気に育って早くコメを食べたい」などと話していました。
坂本さんは「コロナ禍で体験授業が少ないが、楽しくできてよかった。体を動かしていろいろな仕事を体験してほしい」と笑顔を見せていました。
26日にまいた種もみから苗ができたら、5月中旬頃に田植えをする予定です。うまくいけば、秋にコメ720キロほどが収穫できる見込みということです。
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