2021年04月15日 16:29更新
地道な奉仕に金メダル!
えちご・くびき野100㎞マラソンの難所として知られる県道61号線、朔日峠をきれいにしようと15日、ボランティアが沿道を清掃したうえ、ゴミ箱を設置しました。
朔日峠は県道61号線の浦川原区と吉川区の堺にあります。えちご・くびき野100㎞マラソンでは、スタートから約70キロの地点で勾配のある難所として知られています。
きょうは、就労支援施設ワークセンター「おおすぎのさと」と「よしかわ」の利用者や職員9人が、峠周辺の道路600メートルほどでゴミ拾いをしました。ペットボトルや空き缶、弁当の空き箱など、ドライバーが残したと思われるゴミが目立ちました。
また峠を中心に沿道や車の待避場などに、ポイ捨て防止の看板2基とゴミ箱7個を設置しました。ゴミ箱と看板を置いたことで、以前よりポイ捨てゴミが減ったということです。清掃活動を主催している上越市浦川原手をつなぐ育成会の藤田会長は「活動の最初はものすごい量だった。昔よりは少なくなってきている。ここは100㎞マラソンの最後の難関。ランナーが苦しいときにゴミのある場所を走ってもらうのは申し訳ない。活動を広げて美化意識の輪が2つ3つとなることを願っている」と話しています。
今後は、利用者と職員が1週間ごとにゴミを回収し、空き缶やペットボトルはリサイクルに利用するということです。なお、この清掃活動が始まってから大会自体は台風やコロナ禍などで中止が相次いでいて、次回の実施は令和4年10月9日(日)に予定されています。
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