2021年04月06日 16:19更新
上越教育大学の新しい学長に、元副学長で国際交流推進センター長を務めた林泰成さんが就任しました。
上越教育大学の新しい学長に就任したのは、林泰成さん61歳です。
林さんは福井県出身。平成8年に上越教育大学の助教授になりました。その後、附属小学校の校長、さらに大学の副学長を経て、今年3月まで大学の国際交流推進センター長を務めた後、今月1日に第9代の学長に就任しました。専門は道徳教育論です。
6日の就任会見で林学長は、長時間労働のイメージなどから、教員を目指す学生が減っているとして、今後、人材確保が重要だと話し「本学の特色は実践力の育成。現職の教員も大学院生として通っている。その中で学部生も学ぶことができ、ほかの大学では4年間で学べない実践力がつく」と述べました。
さらに、大学院の教職課程の定員を令和4年度から20人増やし、190人にしたいとし「50を超える大学と連携協定を結んでいる。(他大学で)専門領域を極めた学生が大学院に入り、教員免許を取る。専門領域を持った教員として現場で活躍してほしい」と話しました。
学長の任期は4年です。
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