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2年ぶりにモノクロの祭典 上越水墨画フェスティバル

2021年04月02日 13:19更新

一般の愛好家から一流作家までの水墨画を一堂に集めた「上越水墨画フェスティバル」が2日から、あすとぴあ高田のミュゼ雪小町ではじまりました。

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フェスティバルは去年コロナ禍のため中止され、2年ぶりの開催、10回目になります。会場にはプロの作家から一般の愛好家まで、117点の作品が展示されています。Still0402_00001

この催しは、頸城区出身の水墨画家、笹川春艸さんがふるさとに水墨画の文化を定着させようと10年ほど前に指導とともに始めました。誰でも出品できることから、例年100点以上が集まり、来場者は1000人を超えるということです。

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 笹川春艸さんは「本当にコタツの上で描いた絵から全国レベルのプロまで一堂に会したのは珍しい。これは私の誇り、感謝している」と節目の開催を喜んでいました。

一般作品の中には、伝統的な花鳥風月だけでなく地域の風物詩や野生動物、さらにスケートボードをモチーフにした意欲的なものもあります。

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このほか、上下浜小学校のクラブ活動で児童が描いた作品も並び、訪れた人たちが興味深そうに見入っていました。

笹川さんは「墨以外で表現の幅を広げる傾向がある。これからの水墨画の広がりを見ていただきたい」と話しています。

上越水墨画フェスティバルは、6日火曜日まであすとぴあ高田5階のミュゼ雪小町で開かれています。入場は無料です。

 

 

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