2021年03月24日 12:18更新
千年の神殿、みどりに輝く!
上越市西本町の八坂神社は、1年かけた屋根などの改修工事がすべて終わり、23日に完工式が行われました。
八坂神社は、老朽化による雨漏りなどで祭祀に支障をきたしていたため、去年2月から社殿の屋根の改修工事が行われてきました。費用はおよそ8000万円です。
八坂神社社殿改修奉賛会の会長 中澤武志さんは「直江津地区で初めて。チタン製の丈夫で長持ちする屋根。材料費が高額だったが頑張った」と話します。
完工式では、奉賛会の会員や直江津地区の町内会などから34人が参加し、社殿の完成を祝いました。
八坂神社の宮司 岩片稔彦さんは「氏子総代に相談してからおよそ3年、やっと完工式をむかえることができた。八坂神社が地域の発展と皆様の安寧をみまもり後世に継承していければ」と話しました。
屋根の改修工事は去年12月に終わり、母屋の隠し飾りも新しくなりました。また、拝殿の南北2か所にある階段についても、老朽化の改修が行われました。
母屋の隠し飾り
拝殿の南北2か所 階段
奉賛会によりますと、町内会や企業から5000件ほどの寄付があり、工事費を超える8379万円が集まりました。余った寄付金は今後の修繕費などに充てるということです。
中澤会長は「地域の方だけでなく遠くに離れている人からもたくさん寄付をいただいた。(八坂神社は)直江津地区の象徴みたいなもの。完成した屋根をごらんいただきたい」と話しています。
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