2021年03月23日 19:00更新
卒業にあわせて、保護者に感謝のハガキを届けるユニークな卒業式が23日、上越市立柿崎小学校で行われました。ハガキは柿崎小学校を卒業する44人が、保護者に宛てて書きました。
ハガキは先週金曜日、郵便局の協力で学校に置かれたポストに投函されました。卒業式が行われた後、各家庭に届くことになっています。
卒業生は「うれしい顔をしてくれたらうれしい」「習い事をたくさんさせてもらって今まで育ててくれてありがとうって伝えたい」と話していました。
卒業式ではコロナ対策のため、在校生は5年生だけが出席しました。卒業生は卒業証書を受け取ったあと「6年間で数日しか休まなかったのは周りの支えのおかげ」「将来の夢は科学者になること」など、一人ひとりが6年間の思い出や将来の夢を発表しました。
近藤隆司校長は「コロナ禍で制約の多い中、下級生のお手本になってくれた。中学校では迷うこともあると思いますが、自分を信じて、よりよい“わたし”を見つけてください」とはなむけの言葉を贈りました。
映画「君の名は。」のエンディング曲「なんでもないや」を合唱
保護者に感謝の言葉を添えて花束をプレゼント
卒業式に参列した保護者は「6年間でまるっきり別人になった。あいさつや返事ができるようになったことや、自分の意見を親にも伝えられるようになって成長した」「怒ったり笑ったりあっという間に過ぎた。昔は少し嫌なことがあるとメソメソしていたが、今ではしなくなって大人になったなと思う」などと話していました。
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