2021年03月12日 14:35更新
上越市の高田城址公園で、樹木やブロンズ像の冬囲いを取り外す作業が12日から始まりました。大雪だった今年は、囲いが雪の重みに耐え切れず、折れる被害も発生しています。
高田城址公園で冬囲いされたのは樹木がおよそ5600本。ブロンズ像が26基です。12日から始まった囲いの取り外し作業には、市の職員やシルバー人材センターのメンバーなど13人があたりました。
大雪だった今年は、囲いに使う竹が雪の重みに耐えきれず、折れるものも少なくありません。特に道路沿いでは、除雪車が積み上げた雪の重みで、至る所で囲いが壊れています。そのため、樹木の中には曲がっているものもあります。
またサクラの枝が折れる被害も相次いでいて、市は被害の状況を調べています。日本気象協会によりますと、高田公園の桜の開花予想日は3月29日、満開は4月3日の予想です。
作業にあたっていた職員は「毎年、これが終わるとサクラが咲くという気持ち。それが楽しみ」と話していました。
冬囲いの取り外し作業は、3月末まで続きます。
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