2021年02月27日 03:00更新
新潟の家庭料理は日本中に広めたい健康食!
上越市出身の医師、五十嵐祐子さんが、新潟の食と健康をテーマにした書籍「医師がすすめる新潟式食事術」(アスコム)を出版しました。
著者の五十嵐さんは上越市出身の医師です。循環器専門医として医学博士を取得し、東京医科大学循環器内科で循環器救急、一般診療を行っていました。
五十嵐さんは医師として20年以上のキャリアの中で、健康のベースは日頃の食事にあり、新潟ならではの食材や料理に健康や長生きの秘けつがあることに気づきました。そして、後期高齢者1人あたりの医療費が全国で一番少ない新潟県に注目し、隠れた真の健康県である、新潟の家庭料理や伝統料理を研究してきました。
書籍では「根菜の消費量全国1位」、「豚肉の消費量全国1位」、「枝豆の消費量全国1位」など、新潟県の特徴的なデータを交えながら「新潟式食事術」と題し、新潟県民がよく食べる健康を助けてくれる食材や、その食べ方を6つのポイントにまとめて提案しています。
また、上越地域医療センター病院の栄養士長を務める管理栄養士の水沢麻奈美さんと共同で、新潟食材を取り入れやすい「新潟式長生きレシピ」を開発。のっぺや粕汁、イタリアンなどバラエティ豊富なメニューをフルカラーで掲載しています。
編集を担当した株式会社アスコムの中村悟志さんは「本書を読むと、健康的な食事の参考はもちろんのこと、新潟県民の方は、自分たちの食を見直すきっかけにもなると思います。作り置きできる『のっぺ』の素など、健康的な新潟の食事を、家庭で簡単に楽しむためのオリジナルレシピも載っています。ぜひ、一度読んでみてください」とコメントしています。
本書は去年11月に出版され、上越市内をはじめ、全国の書店で販売中です。
■タイトル:医師がすすめる新潟式食事術 長生きの秘けつがここにありました。
■著者:五十嵐祐子
■発行:アスコム
■価格:1300円(税別)
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