2021年01月26日 13:25更新

上越市立水族博物館うみがたりで、2年間にバンドウイルカとシロイルカ、あわせて4頭が相次いで死んだことを受けて、その原因を探る3回目の検証委員会が23日に開かれました。会議の内容は公表されず、2月に最終報告書が提出されます。

イルカの死因を調べているのは、鯨類飼育環境検証委員会です。メンバーは建築、水質、飼育の3分野の専門家5人です。3回目の会議はオンラインで行われ、吉岡基 委員長が作成した報告書の原案をもとに、意見を交わしました。会議は2回目と同様に非公開で行われました。

会議のあと吉岡委員長は、これまでの会議を「ある観点だけで話ができることではない。5人の委員はそれぞれ専門分野が違うため、その指摘は他分野から見て良い悪いなど、連携できて有意義な会議になった」とふり返りました。

今後は報告書を修正し、2月に市の教育委員会に提出するということです。