2021年01月09日 17:36更新

冬型の強い寒気の影響で、新潟県は10日の朝にかけて大雪に厳重な警戒が必要です。新潟地方気象台は、除雪が困難な積雪になるおそれがあるとして、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けています。

気象台によりますと、日本付近は強い冬型の気圧配置で、北陸地方の上空約1500メートル付近には、氷点下12度程度の強い寒気が流れ込んでいます。このため、強い冬型の気圧配置は10日にかけて続き、新潟県は大気の状態が非常に不安定な状況となる見込みです。

＜雪の状況＞
9日午後4時現在の24時間降雪量と積雪の深さ（多い所で）
　　　　　　　　２４時間降雪量　　　　積雪の深さ
　　　上越市高田　　６０センチ　　　１９２センチ
　　　上越市安塚　　５５センチ　　　２７２センチ

＜雪の予想＞
新潟県は、１０日朝にかけて、断続的に強い雪が降り、短い時間で降雪量が多くなる所がある見込みです。その後も11日はじめにかけて警報級の大雪となるおそれがあります。

９日午後6時から10日午後6時までに予想される24時間降雪量（いずれも多い所）

　上越　平地　　　70センチ
　　　　山沿い　　80センチ
　
その後、10日午後6時から11日午後6時までに予想される24時間降雪量（いずれも多い所）
　
　上越　平地　　30～50センチ
　　　　山沿い　40～60センチ