2021年01月05日 21:27更新
上越地域の中学生・高校生が出場するスキー大会が、5日から妙高高原で始まった。スキー大会は、アルペン、ジャンプ、クロスカントリーの3種目があり、1日目は開会式に続いてクロスカントリー競技フリーの部が行われた。
5日は穏やかな晴天に恵まれ、絶好のコンディションとなった。
中学校の部には、上越市、妙高市、糸魚川市の6校から、男女合わせて23人が出場した。このうち女子3キロでは、妙高高原中学校の宮下美幸さん、男子5キロでは糸井川東中学校の串橋祐次郎さんがそれぞれ優勝した。2人とも3年生で、中学校最後のシーズンになる。
宮下さんは「コロナ禍でも大会を開催してもらえることがありがたい。県大会では全国大会の出場枠を確実に勝ち取り、全国大会でメダル獲得を狙いたい」と話していた。
妙高高原中 宮下美幸さん
串橋さんは「今年は全国大会で2冠することが目標。完璧な状態で臨みたい」と今シーズンの決意を述べた。
糸魚川東中 串橋祐次郎さん
一般の部には、上越市と妙高市の高校3校から、男女8人が出場した。そのうち女子5キロでは、新井高校2年の山川あんりさんが優勝した。山川さんは中学1年生から毎年全国大会に出場している実力者。
山川さんは「コロナ禍でも支えてくれる人たちがいて、こうして大会ができることに感謝している。県大会では、疲れが抜けて体がしっかりと動く状態でレースができるように、調整していきたい」と話していた。
新井高 山川あんりさん
一般男子10キロでは、新井高校1年の霜鳥友作さんが、2位に1分近くの差をつけて優勝した。霜鳥さんは「1周目から積極的に入り、2周目も落ちずに滑ることができた」とレースを振り返り「今シーズンはインターハイ20番以内を目標にしている」と決意を述べた。
新井高 霜鳥友作さん
地区大会は8日まで行われ、そのあと、中学校・高校ともにクロスカントリー競技の県大会が、13日から津南町で開催される。
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