2021年01月05日 17:23更新
年末年始の大雪で妙高市新井地区は4日、積雪が警戒基準の2m近くに迫った。雪はきょう5日にかけて解けているものの、7日から再び大雪になる見込み。
妙高市によると、新井地区の平野部では、4日の積雪が約1m80㎝に達した。これは山間部の妙高地区や妙高高原地区よりも20㎝ほど多い。
一方、4日から5日にかけて雪は降らず、新井地区の雪は5日午前9時現在、138㎝と40㎝以上減った。気象台によると7日から9日にかけては、再び冬型の気圧配置となり大雪になる見込み。
5日は日中、青空が広がり、町の人たちは大雪が来る前の除雪に汗を流していた。
雪かきをする市民は「雪が一気に降り積もった。今後どれくらい降るか分からないので準備をしておかないと」と話した。
妙高市は、再び大雪が見込まれることから、4日に副市長をトップとする大雪警戒本部を設置した。市によると、先月15日から今月3日までに、除雪事故が10件あった。このうち学校町では、3日に自宅の屋根の雪下ろしをしていた50代男性が転落し、亡くなっている。
事故の件数は、すでに2年前の冬を上回っていて、市では除雪をする際は、家族や隣近所に声を掛ける、屋根の雪下ろしなど高いところでは、ヘルメットや命綱などを着けるなどの注意を呼びかけている。
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