2021年01月03日 18:49更新

1月2、3日の2日間にわたって行われた箱根駅伝で、大会2連覇に挑んだ青山学院大学が、妙高市のロゴ付きユニフォームを着て出走した。妙高市の妙高高原観光案内所ではパブリックビューイングが開かれ、地元市民や民泊業者などが声援を送った。

箱根路を走る青山学院大学のユニフォームには、妙高市のロゴがシャツの右胸部分とパンツの右上部分の2か所に付いている。これは、青山学院大学の原晋監督からオファーがあり、市がスポンサーになる形で実現した。その背景には、毎年大学が杉野沢地区で夏合宿をしてきた縁がある。

青山学院大学は、2日目の復路で12位からのスタート。各区間それぞれで順位を上げ、最終区の10区では一時3位にあがる場面もあった。結果、総合4位でゴール。2日目の復路の成績は1位だった。

観戦した人は「選手たちが妙高で合宿している様子を見かけたことがあり、応援に力が入った。走りを見て感動した」などと話し、ゴールした選手に拍手を送っていた。

主催した妙高観光局の鴨井茂人さんは「妙高市のロゴが見れてほっとしている。充分満足する成績だった」「ロゴを付けることが実現したのは監督と入村市長のおかげ。このような機会ができて感謝している。」と話し、これを機に妙高市を合宿地としてPRしていきたいと意気込んでいた。