2020年12月19日 04:00更新
コロナ禍のため高田農業高校の生徒が育てた花や野菜が販売できず困っていたところ、ボランティア団体「国際ソロプチミスト上越」が引き受け、18日(金)から20日(日)まで、上越市本町5丁目のギャラリー祥の前で販売している。
シクラメンが500~800円。ハボタンやパンジーなどが70円と、一般の小売値より値段はお買い得。
ネギは、コメ袋いっぱいで800円。
花と野菜は、高田農業高校、草花園芸コース、農業生産コースの2、3年生が育て、例年なら生徒自ら本町などで販売していた。ところが、それがコロナ禍で中止になり、困っていたところ、国際ソロプチミスト上越が販売を引き受けた。
この日は、開店と同時に、買い求める人が引きも切らず賑わっていた。
国際ソロプチミスト上越の角谷紀栄子さんは「売切れ次第終わりなのでお早めにどうぞ。せっかく育てたのに売れないのもかわいそうなので協力させてもらった」と話す。
花を育てた高田農業高校3年生の生徒は「花なので、心も癒されてほしい。今年は高農祭がなくなったので、(こういう機会があって)うれしい」と販売の機会を喜んでいた。
訪れた買い物客も並んでいる花を見て「癒される」、「上手に咲かせてあるね」と話していた。
花と野菜の販売は20日(日)まで。時間は午前10時30分から午後6時までだが、売り切れ次第終了となる。
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