2020年12月15日 07:14更新
妙高市で長年にわたって無事故、無違反だった優良ドライバーや、会社ぐるみで安全運転管理に努めた事業所などが12日に妙高警察署から表彰された。
表彰された優良運転者は、40年間または50年間、交通違反や事故を起こさなかった7人。式では妙高警察署の久須美賀通署長から表彰状を受け取った。
このうち、50年表彰を受けた83歳の植木茂さんは、買い物などで車を使っていて、表彰について「身の引き締まる思い。常に安全運転を続けたい」と話した。
妙高警察署によると、今年、管内で起きた交通事故は、14日現在で40件、けが人は51人。死亡事故はないが、昨年の同じ時期と比べて、事故は7割増し、けが人は4割増しとなっている。
久須美署長は、50年前に車を持っていた人が現在の3分の1だったにも関わらず、管内の事故は年間260件で現在の9.3倍。死者は13人で6.5倍あったことをあげ、安全運転への協力を呼びかけた。
このほか、安全運転の管理に会社ぐるみで取り組んでいるとして、日曹建設、樗澤組、新井信用金庫が表彰をされた。
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