2020年11月22日 17:59更新
音楽活動をする個人や団体の公開練習会が22日、上越市の高田まちかど交流館で開かれた。ことしはコロナ禍により次々と発表会が中止になる中、参加者にとって練習の成果を披露する貴重な機会になった。
公開練習会はコロナ禍でも活動できる場を提供しようと、上越市文化振興課が開いた。歌や演奏を披露したのは、上越市内を中心に活動する個人や団体、合わせて6組、約50人。会場では発表者、来場者ともにマスクの着用や一定の間隔をあけるなど、ウイルス対策が徹底された。
発表した上越ふれあい混声合唱団の渡部みち子団長は「ずっと発表会がなく、声を出せてよかった。人に見てもらうことで、3倍ほどいいステージになる」と話した。
また、発表したJO.GRACE GOSPEL CHOIRは、コロナの影響でことし3月~6月まで練習を自粛。公の前で歌を披露したのは今年度、これが初めてになった。
メンバーのひとりは「広い場所は声が響いて楽しくなる」と喜んでいた。佐藤めぐみ代表は「感染対策をしながら、歌い続けたい」と話した。
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