2020年10月28日 14:06更新
今年の6月から茶道を学んできた親子が成果を発表する茶会が24日、小林古径記念美術館で開かれた。
発表茶会でお茶をたてたのは、市民団体「上越に伝統文化を普及する会」の親子茶道教室に参加していた上越市内の小学生50人。教室は6月から9月にかけて6回開かれ、参加者は表千家の講師から、作法やお茶のたて方などを親子で学んできた。
成果発表会は、密を避けるため24日(土)を含くむ3日間に分けて古径邸の画室で行われ、参加者がお茶をたてて家族にふるまった。
講師を務めた普及する会の代表、稲葉摩利子さんは「初めのころは皆さん、正座で座っているだけでも大変そうでしたが、発表会では、畳の上での歩き方や挨拶の仕方など、板についていました」と成長した姿に驚いていた。
茶道教室は文化庁の伝統文化親子教室事業の委託を受けて開かれたもので9月で終了したが、参加者から「茶道を続けたい」という声があがり、普及する会は、来月から教室を再開させることになった。現在、参加者を募集している。
■問合せ:℡025-527-3270(上越に伝統文化を普及する会 稲葉代表)
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