2020年10月05日 17:13更新
外国人に日本語を教えるボランティアの養成講座が5日から上越市で始まった。
講座は上越国際交流協会が毎年、開いている。参加したのは15人。協会によると、これまでは主に日本人が外国人の配偶者に言葉を教えようと参加する人が多い傾向にあったが、近年はさまざまな背景がある。講師の河西富美子さんによると、「大きな会社に来ている人たち(従業員)のためという人が多くなった」という。
初日はガイダンスとして、上越市に住む外国人がことし3月現在、1,679人であること。年々増えていることなどの説明があった。続いて、ほとんど日本語が分からない初心者に、絵やカードを使って日本語を教える方法が紹介された。
その際、物の名前などには末尾に「です」を付け加えないよう注意があった。学習者が混乱するためだ。名詞のみ簡潔に伝えることが大切だという。参加者は隣の席の人と組みになり、伝え方を練習した。この講座は今週10日(土)まで5回行なわれる。
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