2020年10月02日 17:05更新
上越市石橋にある「TOKきのこ農園」が、上越の新しい特産品を作ろうと白いキクラゲの生産に取り組んでいる。
農園で栽培しているのは白と茶色のキクラゲ。いずれも味や食感は同じだが、肉厚でプルプルとした食感が特徴だという。
今年の4月に群馬県から菌床を取り寄せ、屋内で栽培を開始した。当初は手探り状態だったが、3人の従業員が水やりの回数や温度、湿度の管理を徹底することで、肉厚なキクラゲが収穫できるようになったという。
キクラゲは菌床に切り込みをいれてから、わずか21日で収穫可能。農園には、菌床が200個あり10月末までに600㎏ほどの収穫を見込んでいる。農園によると白いキクラゲの生産は県内では非常に珍しいということ。農園では今後、菌床作りから生産まですべて市内で行い、上越市の特産品にしたいと考えている。
キクラゲは、免疫力を高めるといわれているビタミンDの他、食物繊維、鉄分、カルシウムなど栄養が豊富。スーパーフードといわれており、農園では「特に子どもや女性に食べてもらいたい」と話している。
価格は150g、250円で農園でのみ販売している。初回限定で試食サンプルが100gプレゼントされる。詳しくは「TOKきのこ農園」までどうぞ。
なお、農園では生キクラゲの収穫体験ができる「キクラゲ狩り」も行っているということ。体験を希望する場合は事前連絡が必要。
TOKきのこ農園
■場所:上越市石橋2-10-23
■問合せ:℡090-6163-1383(小池 浩さん)
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