2020年09月06日 18:34更新
避難所の運営について役割を確認する研修会が、6日までの2日間、妙高市の3つの地区で開かれた。参加者は新型コロナウイルスの感染症対策を含めた手順を確認した。
研修会は台風などによる災害が増えていることを受け、妙高市が2年前から毎年、新井、妙高、妙高高原の3つの地区で開いている。参加したのは、自主防災組織や防災士など約250人。このうち妙高地区の研修会には、約40人が参加した。
災害が起きた場合、住民は避難所の鍵を開け、避難者の管理から物資の受け入れ、けが人の対応などを市の職員と協力して行なうことになっている。また新たに新型コロナ対策として、避難者の検温や、体調の悪い人を隔離することになった。
参加者はそれぞれ担当する避難所ごとにグループになり、役割や手順などを確認した。このあとそれぞれの避難所に移動し、課題がないか見て回った。
妙高市東町1の区長、小出英敏さんは「集まることで危機意識を持った。コロナは見えないので、行政の指導を受けながら対応したい」と話した。
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