2020年09月05日 09:02更新
中学校では2学期に入り体育祭が行われている。今年はコロナ対策でいつもとちがう工夫を凝らし、生徒たちは元気いっぱいに競い合った。
上越市立城北中学校では、全校生徒436人が4つの団にわかれ7種目を競った。コロナ対策でできる限り接触を減らすため、様々な工夫が施されている。
タイヤを奪い合う「タイヤ取り」は「タイヤ運び」に変わった。団ごとに陣地までタイヤを運びタイムを競う。
「綱引き」は、例年であれば各団100人ほどで一斉に引くが、参加人数を半分に減らして2ラウンドに分けた。その分綱を持つ一人一人の間を空けることができた。
体育祭実行委員長の松井心生さんは「昨年度から変えなければいけないことが多くて準備が大変だった。集合や種目を減らすのは3年生として辛い判断だったが、規模縮小を忘れるほどみんなが頑張ってくれて嬉しい」と話していた。
一番の盛り上がりを見せたのが「応援合戦」。3年生は応援リーダーを中心に、夏休みを使って練習を重ねてきた。例年はオリジナルの歌詞を団ごとの全学年で歌うが、今年は音楽をバックにしたダンスがメインで、歌うのは3年生だけ。
黄団の応援団長は「応援練習など思うように練習ができなくて大変だったが、ここまでついてきてくれたみんなに感謝している。ありがとう!」と笑顔を見せた。
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