2020年08月23日 18:31更新

無印良品のブランドロゴが入った紙袋や空き箱で作ったクラフト作品展が、直江津ショッピングセンターの無印良品直江津で開かれた。

シャツやリュックサック、どれも無印の文字がみえる。材料は無印良品のショッピングバッグ。作ったのは上越市で活動する高橋和真さん。高橋さんは普段から空き箱などでオブジェを作り「パッケージクラフト」と名付けている。

今回は無印良品直江津から作品展の声掛けがあったことから、高橋さん自ら無印良品のパッケージで5点を作った。高橋さんは「最初は無印の商品の箱を使うことを考えていたが、シンプルなため作品には使いづらい。大きく名前が入っている紙袋に目をつけた」と話していた。

このほか魚やビール、ヨットなどの「夏」をイメージした作品も並ぶ。

空き箱工作との大きな違いは、箱だけを使って作ること。高橋さんによると、一箱をなるべくゴミを出さない、文字を切らない・隠さないというルールで作成しているということ。

これは上越妙高地域の地酒や名産品の箱を使った作品。直江兼続の兜や、妙高酒造「妙高山」の箱で作られた観音菩薩がある。

高橋さんは「誰でも知っている商品が別のものに変身する驚きがある。商品と題材の関連性を見せられるのが面白い」と話していた。

高橋さんの作品展は、12月に上越科学館で開かれる予定。