2020年08月20日 13:40更新
ガラスの造形作家、藤田喬平の作品展が、上越市本町にあるギャラリー祥で開かれている。
藤田喬平は、日本のガラス美術を代表する作家で、造形作家として初めて文化勲章を受章した。会場には藤田喬平の代表作である飾箱や花瓶など、25点が展示されている。
これは飾箱。「型吹き」という藤田独自の手法で造られ、熱して膨らませた色ガラスにガラスの粒や金箔をつけ、金属の枠に吹き込んでつくる。どの作品も、古典や四季を題材に、日本の伝統的な美意識を表現している。
ギャラリー祥の大滝みさとさんは「今年は梅雨が長かったので、ガラスの作品で夏らしさを感じてもらえたら」と話している。また、ギャラリーの2階では、藤田喬平の息子である藤田潤さんの作品や、ガラス食器も展示されている。
藤田喬平ガラス展
■期間:8月23日(日)まで
■開催時間:10:30~18:00
■会場:ギャラリー祥
■問合せ:TEL025-522-8778
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