2020年08月05日 13:10更新
上越市南本町3丁目にある南三世代交流プラザが、来年開館20周年をむかえるのを前に、これまでの活動記録をまとめた冊子を作った。
この冊子は南三世代交流プラザの運営協議会が1000部製作した。
交流プラザは19年前の平成13年に完成。以来、南本町小学校校区にある9つの町内会やこども会、老人会などの代表で協議会をつくり、施設の管理運営にあたってきた。
プラザはお年寄りとこどもの交流をはじめ、さまざまなサークル活動の拠点として利用され、今年初めにはのべ利用者37万人を達成した。
また協議会では毎年秋に「雁木通りまつり」を開催、17年つづく名物行事として地域を元気づけている。冊子にはこうした活動の歴史が多くの写真と共に31ページにわたって掲載されている。
発足当初からかかわってきた協議会の本城文夫事務局長は「19年の総括、集大成。3世代の活動の意義を地域に発信したいと思い作った」と語る。
一方、地域には少子高齢化と人口減少という課題がある。
これを踏まえ大塚誠協議会長は「19年間の活動を若い人から継承してもらいたい」「地域がまとまらなくして発展はない。そこが原点。南三プラザが発展してもらえれば」と期待を寄せていた。
この冊子は、協議会に加盟する町内会や学校に配布された。また希望者には無料で配布するという。
■問合せ:南三世代交流プラザ TEL025-521-3737
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