2020年07月16日 17:41更新
自慢したいことがい~っぱい!
高田城址公園をPRしようと、上越市立大手町小学校の6年生が動画づくりに取り組んでいる。16日は上越市立歴史博物館の副館長を招いて試写会を開き、完成へ向けたアドバイスを受けた。
大手町小学校の6年生は「城下町高田」をテーマに、高田城址公園のPR動画を制作している。目的は市外の人たちが動画をみて、高田の町を気に入り、訪ねてもらえるようにすること。そのため児童は高田城三重櫓や市立歴史博物館を見学したほか、市の職員から話を聞くなどして、高田の歴史やまちづくりを学んできた。
6年生の担任 荻島 潤基 教諭は「コロナの状況だからこそのPR方法を考え、動画を作成することになった」と経緯を話した。動画はiPadを使用。児童は14班に分かれ、テーマや構成、撮影、編集、ナレーションまですべて自分たちで取り組んできた。16日は市立歴史博物館の花岡 公貴 副館長を招き、動画を見ながらアドバイスを受けた。児童は花岡さんから受けたアドバイスをもとに動画を修正していた。ある児童は高田城から敵の攻撃を防ぐ工夫についてを動画にした。「写真を撮りに行く時、どの角度から撮影したら良いかなど、すごく迷った」と活動をふり返った。
また別の児童は「高田城を建てた人たち」について動画でまとめた。高田城にはたくさん有名な人が関わっていることを知らない人たちに知ってもらいたい」と話した。
児童の様子を見た市立歴史博物館の花岡 公貴 副館長は「上越地域の歴史をPRしている立場として、すごく刺激になった。子どもたち一人一人が地域のことを知り大人になっていくことが大事だと思う。こういう子どもたちがたくさん増えていくことを希望している」と話した。
完成した動画は、班ごとに発表する予定。また児童は2学期に別のテーマで高田のPR動画を作るということ。
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