2020年05月29日 18:08更新
来週月曜日、6月1日から県立学校が通常登校に戻る。これに合わせ電車通学の混雑を避けるため高田地区にある高校が当面の間、始業時間をずらしたり遅くするなどして協力していくことになった。
これは高田地区の県立高校校長会で決まった。これまでは高校ごとにクラスや学年を分けた分散登校をしていたが6月1日から一斉に通常登校となる。
それによって8校がある高田地区では、えちごトキめき鉄道高田駅で約1,500人、南高田駅で700人ほどの生徒が集中すると見込まれている。
そのためウイルス感染対策で列車や駅での過密状況を避けなければならないとして、各校が協力し合い時差登校することになった。具体的には高田北城高校、高田商業高校、南城高校、上越高校の4校で10分から40分程度始業を遅らせる。期間は2週間程度で、それ以降は別の学校が同じような時差登校を行う。
高田北城高校の柳沢幸也校長は「始業時間を遅らせることは学習活動にも影響がある。始業時間を遅らせる学校を輪番で交代していこうと考えている。いつまでやっていくか、どういうローテーションかは各学校と相談していく」と話している。
なお、えちごトキめき鉄道では下校時の生徒の混雑を避けるため午後4時台、5時台の電車の車両を2両から4両にして当面運行することにしている。
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