2017年05月04日 18:43更新
上越市牧区高尾でお茶を飲みながら地元住民と交流するイベント「高尾お茶のみ散歩」が
4日初めて開催された。
このイベントは人口減少が進む高尾地区で地域の魅力を発信し、集落を元気にしようと
今年初めて開催された。
計画したのは高尾でジャム工房を開いている植木美奈さんと
手織物を制作している鈴木明美さんの二人。
二人は静岡県の小さな集落で開催している「縁側カフェ」をヒントに企画した。
お茶のみ散歩は専用の地図を片手に赤いバケツが置いてある家を歩いて訪ね、
そこで休憩料300円を払い飲み物とお茶うけを提供してもらうもの。
お茶うけはほとんどが手作りでお茶うけを食べながら家の人と会話が楽しめる。
初めての開催となった4日は集落内の5軒の家が参加した。
植木さんの家では自家製ジャムを乗せたパウンドケーキとこごめの浅漬け、大根のわさびサラダが提供された。
植木さんの家は築130年の家を改装した古民家。
訪れた人と昔のまま残る柱や梁について話しが弾んでいた。
鈴木さんの家では自家製パンと寒天のデザートが提供された。
また、手織りのスカーフなども販売していて色とりどりの商品が並んでいた。
旧上越市内から訪れた家族は「ゆっくりと話ができて楽しかった。街なかでは感じられない体験ができた」と話した。
主催者の植木さんは「慣れなくてバタバタたしたがいろんな人と話ができて、よい交流の場となった。
来月また来ますと言ってくれた人もいてイベントがどんどん広がってくれれば」と話していた。
高尾お茶のみ散歩は来月以降も月に一回開催していく。
また、スタンプラリーも開催していて一軒回ると一個のスタンプがもらえる。
12個たまったら高尾産の米2㎏がプレゼントされる。
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