2020年05月24日 15:16更新
五智海岸をきれいにしようと24日、地元の市民団体がヒマワリの苗を植えた。
苗を植えたのは10年以上前から五智海岸の美化活動を続けている市民団体「ひまわり會」と「上越市まちづくり市民大学2008の会」。会員や呼びかけに応じた地元の住民など15人が参加し、1か月前から育ててきたヒマワリの苗約1000個を植えた。
場所は親鸞聖人上陸の地近くの海岸道路沿い、約450mだ。
ひまわり會の木村良彦会長は「地域でゴミを拾っていたがきれいにならなかった。花があればゴミを捨てないだろうと思い始めたたところかなり少なくなった」という。
会ではヒマワリのほかにもナノハナやアジサイ、サルスベリなども植えて花の種類を増やしてきた。会によると最近では会員が草刈りや水やりをしているとジョギングや海水浴に訪れた人から感謝の言葉をかけられるようになったという。
地元からの参加者は「通勤でここを通るので努力の成果が見える。コロナに負けないで咲いてほしい」と汗を流していた。
木村会長は「訪れる人には、きれいになった海岸線と地域の人たちが大切にしていることを感じてほしい」と話していた。
ヒマワリは、7月後半には見ごろをむかえる。
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