2020年05月13日 19:04更新
上越市大潟区でテイクアウトできる飲食店の情報をまとめたチラシが完成し、 15日(金)に新聞折込チラシとして配布される。チラシは裏表両面に区内の飲食店、菓子・パン店など15店が紹介されている。
チラシを作ったのは地元の竹田酒造店や商工会などで作る「大潟飲食店応援プロジェクト実行委員会」。きっかけは竹田酒造店が仕事で飲食店を回った時。どの店も新型コロナウイルスの影響で売り上げ減少に悩んでいる事が分かり、何とかしようと応援プロジェクトが立ち上がった。実行委員会は竹田酒造店が発起人となってチラシへの参加を呼びかけた。
竹田酒造店の竹田未貴さんは「飲食店もうちの店も苦しい。一人ひとりの力は小さいが、集まったらもっといろんな事ができると思った」と話した。 結果、賛同したのは区内にある飲食店、約25店のうち15店になった。
賛同した「和彩家きょうらく」の富岡哲弘店長は「大潟のまちが盛り上がればと思い賛同した。家でも楽しくお酒を飲んだりする時間を過ごすことができると思う」と理由について話した。
竹田さんは各店舗の情報を集める中、ウイルス対策として打合せ会議を開かずSNSのLINEを使ってやり取りをした。LINEを使ったことでスムーズに各店の要望が寄せられ、全員で共有できたという。竹田さんは「一つの意見が出たところで良いなと思って賛同される方の声が上がりやすかったと思う。まとめるのは大変だけれどれ、みなさん熱意があるということ」と語った。
チラシの費用は地元商工会が負担したが、竹田さんは自らパソコンでデザインし経費を抑えた。約2週間後には、B4サイズで3,000枚が完成した。チラシは15日(金)に区内をはじめ、隣接する頸城区や柿崎区の一部まで、新聞の折込チラシとして配布される。
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