2020年03月27日 19:07更新
上越市の高田公園で27日、桜の開花が宣言された。開花は平年より12日、去年より6日早いもので、観測史上もっともはやい開花となった。また、例年ソメイヨシノより遅く開花するシダレザクラが一足早く咲いていて、こちらはすでに見ごろとなっている。
この日は市民団体エコ・グリーンと上越観光コンベンション協会が共同で確認し宣言した。エコ・グリーン 代表の鈴木敏夫さんは「待ちに待った。調査始めてから何日も掛かったが咲いてくれた良かった。今年は例年よりもつぼみの中の花数が多い気がする。市が1年かけて手入れをしてくれた。一層綺麗な花を咲かせてほしい」と喜びの表情を浮かべた。毎日桜を見に通っていたという男性は「待ち望んでいた。自分は1週間前から27日に咲くと予想していたので大当たり」と笑顔で話した。
3月27日の開花は平年より12日早く、去年より6日早いもので観測史上でみると最も早かった記録を3日更新した。
鈴木さんによると今年はシダレザクラが調査木より早く咲き、非常に珍しいと話していた。
高田公園では観桜会に先がけて、明日からぼんぼりの点灯や高田城三重櫓のライトアップが始まる。点灯時間は日没から午後9時まで。花が見ごろとなる1週間後からは午後10時まで点灯される予定。撮影に訪れていた男性は「コロナの影響で自粛ムードだが、本当の意味で花が楽しめると思う」と話した。
上越観光コンベンション協会の風間悟史さんは「コロナウイルスの感染が拡大している。対策をしっかりとり節度を持って楽しんでほしい」と注意を呼び掛けた。
※ご覧の記事の内容は2020年03月27日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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