2020年03月12日 14:07更新
新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、佐渡汽船は出航前の乗客に対してサーモグラフィを使った検温を12日から始めた。
検温は12日午前9時30分発、高速カーフェリー・小木行き第1便からはじまった。乗客が窓口で切符を買うタイミングにあわせて従業員が声をかけ、感染防止のためと説明し、一人一人にサーモグラフィで検温をおこなった。
体温が37.5度以上あった場合は再度、通常の体温計で測り直しとなる。体温が高かった場合は問診となり、新型コロナウイルスに感染した所見がみられた場合などは乗船を見合わせてもらう。
長野から来たという乗客は「新潟の感染の増え方が急で、何もしないより気にしたい。検温はいいと思う」と話している。
佐渡汽船の従業員も出社と退社の際に体温を計測。その他、待合室や自動販売機などの除菌対策も徹底しているということ。窓口担当の八子智英さんは「不特定多数が乗船するので手洗いのほか、船内の除菌アルコールを利用してほしい」と呼び掛けている。
佐渡汽船によると、県内すべての航路での3月の利用状況は、例年より4割減っているということ。八子さんは「船もターミナルも除菌を徹底しているので、安心して佐渡に旅行をしてほしい」と話している。
なおカーフェリーを利用する乗客については駐車場で検温がおこなわれる。
※ご覧の記事の内容は2020年3月12日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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