2020年03月12日 03:36更新
特殊詐欺の被害を未然に防いだとして上越警察署は11日、コンビニエンスストア2店のオーナーなどに感謝状を贈った。
感謝状を受け取ったのは、セブンイレブン上越西田中店のオーナー佐藤茂男さんと店長の竹越拡彬さん、そしてセブンイレブン上越稲田店のオーナー吉岡隆治さんの合わせて3人。
警察によると先月25日、上越西田中店で40代の男性が20万円分のウエブマネーカードを購入しようとしたところ、不審に思った竹越店長などが声をかけ、インターネットサイトの利用料金だったことから特殊詐欺を疑い警察に通報、被害を未然に防いだ。
この男性は以前にも高額のウエブマネーカードを購入した経緯があり、店では他のケースも含めスタッフ全員で注意を払ってきたという。
オーナーの佐藤さんは「被害が続いているので警察に相談するようスタッフみんなで話し合っていた。防げてよかった」店長の竹越さんは「感謝状受けたことでみんなの士気も高まっている。今後も情報共有して仕事に取り組みたい」と話していた。
また上越稲田店では、先月27日に夫とともに店を訪れた60代の女性がスマホを見ながらマルチコピー機を操作していた。不審に思った店員が事情を聴いたところ「宝くじが当たったとメールが来た。お金を受け取るのに18万円振り込まなければならない」と話したことから特殊詐欺と確信し、警察に通報するとともに夫婦を説得し、被害を未然に防ぐことができた。
この店では昨年秋も同様の被害を未然に防いでいて、店員に対応方法など徹底していたという。
上越警察署管内では、今年に入って特殊詐欺が2件発生し被害額は260万円にのぼっている。
上越警察署の山本克志生活安全課長は「いろいろな手口があるので気を付けて。不審に思ったら警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けている。
※ご覧の記事の内容は2020年3月12日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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