2020年01月28日 12:20更新
15歳のアスリート誕生!
昨年12月、イタリアで行われた空手の世界ユース大会で上越市立城西中学校3年の斎藤綺良理(きらり)さんが初出場で銀メダルを獲得した。27日に村山上越市長を訪ね、結果を報告した。
空手のユース世界大会は昨年12月にイタリア・ベネチアで開かれた。斎藤綺良理さんは14歳・15歳の女子組手部門で初出場ながら決勝に進んだ。
世界ランク1位のスロバキア選手を相手に善戦、惜しくも敗れたが銀メダルに輝いた。
「初めての国際大会、メダルはうれしかった。外国の人は日本人と戦い方がちがうので初戦から慎重に戦った。プレッシャーあったが自分らしく試合しようと思った」と試合をふり返る。
父親の祐樹さんは「(外国人の)蹴りがどんどんきたが、ひとつもとられずに自分の戦いができた。(自分が)セコンドにつけなかったので、ずっとひとりの戦いで厳しかったと思う…」と。
斎藤さんは、2歳から空手をはじめ、父親の祐樹さんが館長を務める「直心(じきしん)道場」で腕を磨いてきた。
昨年は全国中学生女子組手で優勝し、県内女子では初めて、全日本空手道連盟のナショナルチームの強化選手に選ばれた。
村山市長は「ケガしないことが選手として大事。これからもがんばって!」と激励した。
斎藤さんは今回、銀メダルをとったことで世界ランク26位になった。春からは、静岡県にある空手の強豪校、御殿場西高校に進学が決まっている。
「得意技は蹴り。どんな場面でも蹴りを出せることが強み。(進学後)不安はあるが同じ高校に姉もいるので一緒にがんばりたい。目標は日本一と世界一!」と話した。
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