2017年04月16日 15:57更新
陸上自衛隊高田駐屯地の創設67周年を祝う記念行事が行なわれ、パラシュートを使ってヘリから降りる様子や戦闘訓練が披露された。
記念行事は去年、熊本地震で隊員が被災地に派遣されて中止になったため、2年ぶり。戦闘訓練が披露され、はじめに上越市出身の4人を含む空挺部隊が高度1200mからパラシュートで降りた。
続いて隊員およそ80人がヘリや装甲車などを使い実戦を想定した戦闘を披露した。
これに先立ち、式典が開かれ高田駐屯地の北島崇生司令は昨年度、熊本地震や県内で発生した鳥インフルエンザなど災害派遣が4回あったことを紹介。また「新たな時代の変化に対応する駐屯地をめざして全力を尽くしたい」とあいさつした。つづいて、稲田朋美防衛大臣の代わりに出席した小林鷹之防衛大臣政務官が「厳しい安全保障環境のもとで求められる役割を適切に果たすことができるよう、任務に取り組んでほしい」と稲田大臣の祝辞を代わりに読み上げた。
(稲田朋美防衛大臣の祝辞を代読する小林鷹之防衛大臣政務官)
式典に参加した市民は「初めて見た車があり、格好良かった」「災害派遣も含め、私たちを守ってもらえたら」と話していた。