2017年04月11日 18:55更新

海外からの観光ツアーを誘致しようと上越市や糸魚川市などでつくる連携会議が、10日から台湾の旅行会社を招き、日本海沿いの自転車コースなどをピーアールした。


旅行会社を招いたのは上越市と糸魚川市、そして富山県朝日町や長野県の白馬村など６つの市町村で構成する北アルプス日本海広域観光連携会議と国土交通省。連携会議は糸魚川駅を中心に、地域が協力して観光客を呼び込もうと平成25年から活動している。
去年からはインバウンドにも力を入れていて今回、台湾の旅行会社から４人を招き各市町村の魅力をピーアールした。



一行は10日から2泊3日の日程で上越市と糸魚川市、富山県朝日町を訪れている。11日は高田世界館を見学した後、今回のメインの一つ久比岐自転車道を視察した。
台湾では近年、ツーリングがブームとなっていて自転車愛好者は人口の６人に１人に当たる400万人といわれている。今回参加した旅行会社もツーリング専門の会社や旅行会社のツーリング部門の担当者。



きょうは、自転車に乗って上越市から糸魚川市まで走行する予定だったが、天候不良のためトンネル内を走行するだけに留まった。参加者は少しだが、実際にコースを走り感触を確かめていた。

 

台湾の旅行会社は「海沿いにトンネルがあるのが魅力。３か月から半年後くらいにはツアーを組みたい」と手ごたえを感じていた。

連携会議では6月にも旅行会社を招き、長野県小谷村や白馬村、大町市を視察してもらうことになっている。