2019年10月30日 08:46更新
台風19号で被災した長野県の人を励まそうと、妙高市の赤倉温泉にある旅館やホテルが浴場を無料開放している。
台風19号による大雨で長野県を流れる千曲川では堤防が決壊するなど、大きな被害が出た。そのうち飯山市では多くの住宅が床上浸水の被害に遭い、市役所の一階部分も浸水した。
こうしたなか、妙高市の赤倉温泉では、被災者を励まそうと、今月26日から浴場の無料開放をはじめた。開放されたのは、まつや旅館、赤倉ワクイホテル、旅館赤倉荘、香嶽楼、ほてる千家、お宿ふるや、ホテル金甚、遠間旅館の8つ。温泉はいずれも源泉かけ流し。
赤倉温泉観光協会の遠間和広会長は「中越地震のときも無料開放した。温泉で被災の苦しさを忘れてもらいたい。千曲川の氾濫で被災したと言ってくれれば大丈夫で、身分証はいらない。温泉で癒してもらい、元気になってほしい」と話した。
浴場の無料開放は11月末までとなっている。
※ご覧の記事の内容は2019年10月29日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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