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うみがたり マゼランペンギンの生息域外重要繁殖地に指定

2019年10月21日 17:44更新

上越市立水族博物館うみがたりが、アルゼンチン共和国チュブ州政府から、マゼランペンギンの生息域外重要繁殖地として指定を受けた。

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マゼランペンギンの世界最大の繁殖地であるプンタトンボを管理するチュブ州政府により、水族博物館がマゼランペンギンの保全にとって重要な施設であると認められ、国内で初めてマゼランペンギンの生息地域外重要繁殖地として指定を受けた。

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上越市の野口副市長や職員が、今月14日から20日までアルゼンチン共和国チュブ州を訪問し、マゼランペンギンの保全に関する協力協定書の附属文書を締結した。

これには、平成30年2月にチュブ州政府と締結した協定書に基づき、マゼランペンギンの研究、保全活動に関する協力並びに、飼育繁殖に関する情報や技術の交換などについて具体的な事項が定められている。

指定を受けて村山市長は「大変嬉しく思っている。準絶滅危惧種であるマゼランペンギンの野生個体群とその生息環境を将来にわたり保全していくことは、当市とチュブ州の双方にとって大きな意義のあるものであります。引き続き着実かつ具体的な交流を積み重ね、マゼランペンギンの保全に取り組んでまいりたいと考えております」とコメントしている。

これまで、下関市立しものせき水族館や、埼玉県こども動物自然園が、チリ共和国のメトロポリタン公園とフンボルトペンギンの保全に関する協定を締結し、生息域外重要繁殖地として指定を受けた事例があるが、マゼランペンギンに関する事例はこれが初めてになる。

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