2019年10月01日 16:28更新
謙信公のように威風堂々!
上越市戸野目古新田で建設が進められていた県立武道館の建物工事が9月30日で終わり、きょう1日報道陣に公開された。
県立武道館、愛称「謙信公武道館」は北信越地区で最も大きい武道場。
エントランスホール
おととし秋からの工事はきのうで完了した。建物の間口は146m、奥行き54m、高さ16m。2階建てで延床面積は1万3,000㎡。
大道場
ここは大道場。約2,000㎡あり、柔道・剣道いずれも8面が使える。床下には冬でも競技者の足元を冷やさず、怪我を防ぐことができる輻射冷暖房設備を完備している。普段はすべて板張りとなっており、畳張りにすることも可能。
観覧席
ランニングコース
観覧席は車いす席を合わせて1,074席。まわりには1周200mのランニングコースも設けられた。
この他、1階には板張りと畳張りの小道場、さらにトレーニングルームがある。柔道で使う畳は上越市内の企業が製造したものを使う予定。
相撲場(本土俵)
ここは相撲場。試合用の本土俵1面と練習用の1面があり、本土俵のまわりには200席の観客席がある。
相撲場(練習用)
また練習用には2本のテッポウ柱も設置されている。
弓道場(遠的)
2階は遠的の弓道場。的までの距離は約60m、6人が同時に矢を射ることができる。天井は開いていて、自然の風の影響をうけるようになっている。矢が飛び出さないようネットが張られている。
弓道場(近的)
ここは室内の近的の弓道場。的までは26mで12人が同時に射ることができる。
武道館建設の総事業費は約90億円。
1日は工事の完成を祝い、武道館脇で記念植樹が行われた。戸野目保育園の年長園児21人がアカマツ、ケヤキ、タムシバの木を植えた。この木は5年前、新潟県で開催された全国植樹祭で当時の天皇皇后両陛下がお手播きになられたもの。
謙信公武道館は12月1日にオープンする予定。オープンするとすぐに、県スポーツ少年団の空手道大会を皮切りに、各種大会が予定されている。おなじみの上越市ファミリー綱引き大会も謙信公武道館で開かれる予定。
※ご覧の記事の内容は2019年10月1日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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