2019年08月30日 18:43更新
上越市立水族博物館「うみがたり」は、9月からイルカのパフォーマンス「リズム オブ ドルフィン」に新たな種目を加えることになり、30日に公開練習が行われた。
「リズム オブ ドルフィン」はバンドウイルカのオスのアーチとメスのメイビスの2頭が、リズムに合わせてパフォーマンスをするもので、春から行われている。
2頭はこれまでに20種目以上を習得しているが、9月2日(月)からは新たに2種目が加わる。
そのひとつが「ハイジャンプ」。イルカがこれまでよりも高い4.5mまで飛び、鐘を鳴らす。
そしてもうひとつが「ランディングスピン」。イルカがステージの上にとび乗って回転する。新しい種目は1か月ほど前から練習してきた。特に「ランディングスピン」は現在も猛特訓中という。
飼育員の山形寛直さんは「イルカが自由時間にステージの上で回ったり、乗ったりするので、新種目を思いついた」と、新種目にイルカの習性を生かしたという。
公開練習は一般の来館者にも披露された。埼玉から訪れたという親子は「ジャンプが高くてすごいですね」と驚いていた。
飼育員の山形さんは「イルカは体重200kg以上もあるのにアクロバティックなジャンプができる。身体能力の高さを見てほしい」と話している。
新しい種目が加わった「リズム オブ ドルフィン」は、9月2日(月)から11月22日(金)まで。