2019年07月03日 20:22更新
上越市立美守小学校の児童が3日、大規模な地すべりが起きた板倉区国川地区の現場を見学し、防災について学んだ。
これは県妙高砂防事務所が児童に災害から命を守る方法を知ってもらおうと企画したもの。3日は、美守小学校の6年生7人が、板倉区の国川地区で7年前に起きた大規模な地すべり現場を見学した。
講師を務めた妙高砂防事務所の渡辺尚史さんは「地すべりが起きた当時、海岸などで使うテトラポッドを積んで土砂の流出を防ごうとしたが、ひっくり返され、地すべりを止めることができなかった」と説明した。その話を聞いた6年生は「止められなかったことが衝撃だった」と話した。
このほか、児童は地すべり資料館を訪ね、地すべりの歴史や地震で発生する液状化について学んだ。
液状化の実験では、児童自ら模型の箱を揺らし、液状化で建物が倒れる様子を観察した。児童はこのあと、この日学んだことを新聞にしてまとめるということ。
※ご覧の記事の内容は2019年7月4日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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