2019年06月28日 16:26更新
小学生が心肺蘇生法やAEDの速やかな使い方を競うコンテストが28日、上越市立安塚小学校で行なわれ、児童が救命意識を高めた。
コンテストは、小学生の時から救命技術を学び、いざという時に役立ててもらおうと毎年、東頸消防署が開いている。今回は8回目で、管内の安塚、浦川原、大島の小学校3校から4年生以上52人が参加した。
児童は12のチームに分かれ、心肺蘇生法とAEDの使い方を学んだ。心肺蘇生法は、胸の中心に手を当て、5cmほど押して圧迫する動作を1分間に100回程度繰り返す。
練習のあとは、チームごとに救命技術を競った。審査のポイントは、大きな声で助けを呼んだか、体力を必要とする心肺蘇生を交代しながら速やかにできたか、AEDの用意は正しくできたかなどだ。
コンテストの結果、グッドチームワーク賞には安塚小学校6年生のチームが選ばれた。
受賞した児童は「ひとりひとりが役割を意識していた」「もし人が倒れていたら助けたい」と救命の意識を高めていた。
東頸消防署の野口和彦司令は「もし人が倒れていたら、ちゅうちょすることなく、胸骨圧迫、AEDをしてほしい」と、子どもたちの活躍に期待を寄せた。
※ご覧の記事の内容は2019年6月28日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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