2019年06月14日 18:59更新
上越市立高田西小学校はきょう14日市内在住の児童文学作家杉みき子さんを招いて、杉さんが作詞した校歌を披露した。
高田西小学校の校歌は、上越市寺町に住む児童文学作家杉みき子さんが昭和50年に作詞した。14日は杉さんを招いて全校生徒350人が校歌を披露した。児童は現在88歳の杉さんに聞いてもらおうと、先週から練習を重ねてきた。
歌を聞いた杉さんは「とても嬉しい。わたしは文章も書くが詩を書くのも大好きで、紙に書くのではなく曲に乗せて歌ってほしい。高田西小はわたしが作った校歌の中で初めて作ったもの。今まで県内いくつかの校歌を作ったが校歌が変わったりなどで無くなり、現在は高田西小だけ。一番好きな校歌が最後まで残ってうれしい」と挨拶をした。
続けて「校歌の2番の歌詞が一番最初に思いついた」と話し「われらは風の子ふぶきの朝も心のつばさを広げてとぶよ」が一番好きだと話した。さらに「元気なみなさんに歌ってもらえるのは本当に嬉しくて幸せ。これからもずっと歌ってほしい。今後大人になって社会に出たら辛いことや悲しいこともあるけど”心のつばさを広げてとぶよ”の歌詞のように元気よく空を飛ぶように生きていってほしい」とメッセージを送った。
児童は「本だけではなく歌詞も作っていてすごいと思った」「優しそうな人だった」と杉さんの印象を話す。校歌を歌う時は「喜んでもらえるように」「作ってくれた感謝の気持ちを込めて歌った」と振り返った。さらに今後は「もっと丁寧に歌っていく」「杉さんの家まで聞こえるように大きな声で歌う」と話した。
山本浩昭校長は集会の後「児童はいつも以上に気持ちを込めて一生懸命歌ってくれた。歌詞を作った杉さんがこんなに素敵な方だと知って地元の事をもっと好きになってほしい」と話していた。
※ご覧の記事の内容は2019年6月14日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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