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新しい味わいにギョギョッ!海洋高校で“イトウ”の試食会

2019年05月22日 15:00更新

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糸魚川市能生にある県立海洋高校は、淡水魚の「イトウ」を海水に慣らして育てる養殖に取り組んでいる。これは地域の特産化を目指したものだが、このほど一定の成果が得られたとして、21日に試食会が開かれた。

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養殖している“イトウ”

イトウの養殖は地元企業のSKフロンティアと協力しながら4年前から取り組んでいる。現在、4年魚500尾を育てていて、去年から出荷も始めた。

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試食会で提供されたのは、淡水魚のイトウを冬の半年間だけ海水で育てたもの。海水を使うことで成長が早まり、身が引き締まるという。この日は地元の商工会や飲食店などの関係者を招いて、イトウのマリネや寿司、焼き物などを試食した。

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素材は淡水だけで養殖したものと、海水を使ったものを食べ比べた。参加者は「海水で養殖したものは、味に深みがあるように感じる」「これが地元の温泉旅館などで出るようになったら良い名物になる」など話していた。

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海洋高校では海水での飼育を冬の間だけでなく、今後1年を通して進めていきたいという。通年での海水陸上養殖が成功すれば、世界初となる。

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この日は生徒も初めてイトウを試食。「脂っこくない」「サッパリしている」など手ごたえを感じていた。

また「養殖していることで地域を活性化させて全国に広げられたら、自分たちが養殖していたことが自慢、誇りになると思う」と今後の活動にも意欲を見せた。

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試食会は来月、新潟市でも開催予定。試食した人たちの感想アンケートを、今後の養殖実習や販路開拓に生かしていくことにしている。

※ご覧の記事の内容は2019年5月22日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間日5月22日 19:00~28日 19:00まで) 

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