2019年05月09日 16:40更新
70歳以上のお年寄りでつくる野球チームの全国大会出場をかけた県大会が始まっている。「上越ライフロング野球古希クラブ」は上越市唯一のチーム。メンバーは70歳から78歳まで結成から今年で10年目。ほぼ毎年全国大会に出場している県内の強豪。予選は先月からはじまり県内10チームが総当たり戦で勝ち数を競っている。
古希クラブはここまでの2試合をすべて勝った。この日は第3戦、新潟市の新潟アクトと対戦。4回までは点をとりあい3対3の同点。試合が動いたのは最終回の5回。先行の新潟アクトが2点を獲得。5対3とリードされた上越はその裏、キャプテン高橋さんがスクイズを決めたあと着実に点を返し5対5と追いつく。そしてノーアウト満塁、迎えたバッターは代打佐藤さん。 内野ゴロだったが三塁ランナーが帰り見事逆転サヨナラを決めた。 これで上越は3連勝、全国に一歩近づいた。
キャプテンの高橋さんは「引き分けだと思っていたが、佐藤さんがサヨナラヒットを打ってくれて助かった。チームとしてもピッチャーとしても完投で3連勝したのは嬉しい。この勢いで県内優勝を目指す」と話し、決勝打を決めた佐藤啓一さんは「打てると思っていた。生涯で一番 良いフォームだったと思う」と 試合を振り返った。白川正弘監督は「チームの強さは日々の練習と精神力。だからこそ負けてない」と話した。
来年の全国大会に出場するのは上位2チーム。 県予選は10月8日まで続き上越古希クラブは残り6試合を戦う。
※ご覧の記事の内容は2019年5月9日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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