2019年04月26日 13:00更新

直江津で人気の釣り場、直江津港（第3防波堤）がこのほど国土交通省湾港局が指定する「釣り文化振興推進モデル港」に指定された。

直江津港第3東防波堤

「釣り文化振興推進モデル港」に指定されたのは、直江津港を含む全国13港。北陸地方整備局管内からは直江津港と新潟港が指定された。

国土交通省港湾局は、観光資源としての湾港の釣り施設や、既存の防波堤の利活用を進めており、地方創生を目的とした釣文化振興の取組が進められている湾港を「モデル港」に指定している。国交省では、立入りを禁止した防波堤などで釣り人の転落事故などが見られるなか、安全対策を行い、ルールを作ることで、事故の防止や減少につなげたいと考えている。

直江津第3東防波堤は、2016年に本格オープン。釣り場はNPO団体が運営し、昨年は地元はもちろん、長野県や群馬県などから年間2万3,000人が訪れている。

23日には、ホテル ハイマートで指定証の交付式がおこなわれた。

北陸地方整備局の荒木誠一課長は「モデル港に指定されたことで、そういう施設があるということをまずみなさんに知ってもらい、足を運んでそれが地域活性化につながれば」と期待を寄せていた。

第3東防波堤の営業時間は日の出から日の入りまで。利用料は大人1日1,000円。
関連記事　⇒　https://www.joetsu.ne.jp/73588