2019年04月16日 18:36更新
来年の東京パラリンピックに出場するドイツ柔道チームが上越市で強化合宿に臨んでいる。16日は県警チームや地元の高校柔道部などとの稽古に汗を流した。強化合宿に臨んでいるのは東京パラリンピック柔道に出場するドイツ選手9人。上越市は大会前の合宿地、いわゆるホストタウンとしてドイツを招致する考えで現在交渉を進めている。
この日は高田スポーツセンターで上越高校と上越総合技術高校の柔道部、新潟、岐阜など3県の県警チームを相手に乱どり中心の稽古に臨んだ。ドイツ選手との組手に挑戦した上総の3年生男子は「強かった。特に力が強い。こんな貴重な経験をさせてもらってすごくうれしい。」上越高校の2年生男子は「パラ選手のためか特に組んでからが強い。今後の大会などに活かしていきたい。」3年生女子はロンドンパラ金メダルのブルスィヒ選手と組手し「うれしい。全然力で勝てなくてすごかった。こうしてまた上越に来てほしい。」と話していた。一方、アテネパラ銅メダルのセバスチャン・ユンク選手は今回の合宿について「パーフェクト。今回が2回目の来越だが、沢山の良い日本人柔道家が来ているし、まちの雰囲気もいい。高校生たちも新顔もいたりして、みんな上手。」と笑顔で応えてくれた。
ドイツチームは来週23日まで滞在。17日は富岡小学校の児童や村山市長が練習を見学するほか、上越市の新しい名物「雪室酒粕ラーメン」を食べたり、看護大学の学生によるお茶のおもてなしなど交流活動にも臨む予定。
※ご覧の記事の内容は2019年4月16日(火)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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